今週の見どころ

2019.01.07 20:00

日経新春杯[GⅡ]

■明け4歳勢が強いハンデ重賞。中でも狙いは…

過去の勝ち馬にはメジロブライト、ステイゴールド、ルーラーシップら、錚々たる名馬が名を連ねる年明けの伝統のハンデ重賞。悲運の貴公子・テンポイントを思い浮かべてしまうオールドファンも多いのではないだろうか。以前は開催4週目、あるいは3週目に行われていたが、今年は2週目での開催。それにともなって好走ローテーションに変化がある可能性もあるので注意が必要。

ただ、ハンデ重賞のわりに比較的順当に収まることが多い特徴がある一方で09年には3連単で21万馬券、15年にも20万馬券と、時おり破壊力のある配当が飛び出すこともある。それ以外の年はすべて1人気が馬券圏内を確保しており、馬連3ケタ配当はなんと6度もある。人気の取捨をキッチリして狙いどころを定めれば自ずと答えは見えてきそうだ。

今年の登録馬は“強い世代”の明け4歳から菊花賞経由のアフリカンゴールドに、グローリーヴェイズ、メイショウテッコンら。5歳はアルゼンチン共和国杯を1人気2着のムイトオブリガード。6歳勢ではアルゼンチン共和国杯で2人気に支持されたルックトゥワイス、長期休養を挟んでオープンクラスに戻ってきたシュペルミエールなど、春のGI戦線へ向けての試金石的な意味でも例年に比べて重要な、そして多彩なメンバーが集まったといえる。課されたハンデが妥当か否か、前走後からのレース間隔など基本的な傾向を踏まえ、「固い」と見るか「荒れる」と見るかを判断して、しっかり予想を組み立てていきたい。


■過去10年の人気別成績 着別度数

1番人気【3.4.1. 2/10】
2番人気【4.1.0. 5/10】
3番人気【0.3.0. 7/10】
4番人気【0.1.5. 4/10】
5番人気【0.0.0.10/10】
6番人気【1.0.0. 9/10】
7番人気以下【2.1.4.74/81】
※一番右はトータルの出走数。

<ワンポイント・メモ>
▼ハンデ戦ながら1人気の馬券圏内率は80%で信頼度は高い。

 ※1人気が馬券圏内を外した09年、15年は3連単で20万馬券超となっている。
 ※その09年の1人気は単勝4.1倍、15年は単勝4.0倍の馬だった。3.9倍以下の1人気は信頼できる。
▼2人気も連対率は50%。勝利数は1人気よりも多く、2着は1回のみ。
▼3~5人気の勝利はなく、6人気以下では09年の11人気、13年の10人気、15年の6人気が1着。
▼単勝オッズで見ると3.9倍以下に支持された馬は【6.3.1.1/11】で信頼度も激高。

 ※唯一、馬券圏内を外したのは18年に3.8倍で2人気4着だったミッキーロケットのみ。


■過去10年の年齢別成績 着別度数

4歳【6.5.2.20/33】
5歳【2.4.5.21/32】
6歳【2.1.3.24/30】
7歳【0.0.0.28/28】
8歳【0.0.0.11/11】
※一番右はトータルの出走数。

<ワンポイント・メモ>
▼明け4歳馬が圧倒的。勝率18.2%、連対率33.3%、馬券圏内率は39.4%。

 ※明け4歳で2人気以上に支持された馬は【4.3.1.2/10】で馬券圏内率は80%。16年、17年と2年連続でワンツーを決めている。
▼5歳馬は馬券圏内率が34.4%で4歳に次ぐ成績も、2、3着のほうが多い。
▼7歳、8歳とも馬券圏内ゼロでバッサリ切ってOK。



■過去10年のハンデ別 着別度数

49キロ以下 【1.0.0. 1/ 2】
49.5~51キロ【0.0.0. 6/ 6】
51.5~53キロ【1.1.4.30/36】
53.5~55キロ【5.3.0.43/51】
55.5~57キロ【2.6.4.21/33】
57.5~59キロ【1.0.2.10/13】
※一番右はトータルの出走数。

<ワンポイント・メモ>
▼出走数が最も多い53.5~55キロが中心。

 ※唯一、49キロで1着になったのは09年のテイエムプリキュア。
▼出走数が最も多い53.5~55キロの勝率は9.8%でまずまず。
 ※馬券圏内率が最も高いのは55.5~57キロで36.4%。重ハンデの57.5~59キロも出走数自体は少ないが次位の23.1%となっている。


■過去10年の前走クラス 着別度数

1000万下
└【1.1.2. 1/ 5】
1600万下
└【1.3.0.20/24】
オープン特別
└【0.0.2.24/26】
G3
└【2.5.1.28/36】
G2
└【1.1.4.22/28】
G1
└【5.0.1.16/22】
※一番右はトータルの出走数。

<ワンポイント・メモ>
▼前走、1000万下を勝って臨んだ馬は馬券圏内率100%。唯一の着外は7着から参戦だった。

 ※今年は該当馬がいないものの覚えておきたいポイント。
▼前走、1600万下経由の馬で馬券圏内に入っているのは1着からの参戦のみ。
 ※2着以下ならバッサリ切ってOK。
▼前走、GI出走は勝率22.7%、連対率22.7%、馬券圏内27.3%で前走1000万下に次ぐ成績。
 ※前走GIで、かつ明け4歳の成績は【4.0.1.4/9】で馬券圏内率55.6%。


やはりまずは4歳勢を中心に見ていくべきか。菊花賞経由の馬がアイトーン、アフリカンゴールド、グローリーヴェイズ、メイショウテッコンの4頭。このうち人気に推されそうなのは菊花賞5着のグローリーヴェイズ、もしくは2走前の神戸新聞杯で僅差3着のメイショウテッコンになるか。

前者は3歳春にきさらぎ賞で2着、京都新聞杯で4着とコース適性もある。京都新聞杯勝ち馬のステイフーリッシュは中山金杯で2着と初の古馬対戦でも通用するところを見せた。一方、後者は3歳春に日経新春杯と同じ京都芝2400mの梅花賞で、後の菊花賞2着馬エタリオウを退け京都新聞杯では5着、1800mの白百合Sでは3馬身差の圧勝と、やはり菊花賞の14着惨敗は距離不向きだったと見るべきか。条件的に今回はかなり好転する。

5歳のムイトオブリガードは安定して芝を使うようになってから、大敗は阪神大賞典の8着のみ。芝2400mで3連勝後、アルゼンチン共和国杯でも2着と、底を見せていない点がポイントだ。前走、GIIからのローテーションも悪くない。

6歳勢ではまずウインテンダネス。こちらは2走前のアルゼンチン共和国杯で同じ56キロのパフォーマプロミスと0秒3差は逃げの形になってしまったもので、度外視していいかもしれない。今回、重賞を勝った内田騎手へ手が戻るのはプラス。ノーブルマーズは秋の2戦を見ると、人気薄で連続激走した春の勢いはなさそう。ガンコにも同じことがいえる。

シュペルミエールは6歳でも休養期間が長く、数を使ってない点がいい。ただ、過去10年で関東馬の馬券圏内はわずかに2度、それも3着のみなので今回は中心視しづらいか。ルックトゥワイスは関西馬ながら京都コースが未経験。2着が多く、勝ち味に遅い点と、初重賞挑戦での大敗があり、こちらも強くは推せないか。

総合的に考えればレースの傾向にも合致する明け4歳勢を重視したい。特に今年は芝・ダート・距離の長短も問わず、どのカテゴリーでも“抜けて”強い世代。中でもメイショウテッコン、グローリーヴェイズはトップレベルにのし上がる可能性も秘めている。関東馬の不振もあり、ここではメイショウテッコンを一番手とするも、京都コースで好走があるグローリーヴェイズも差はないはず。

続いて5歳のムイトオブリガード。6歳勢からはウインテンダネスを推したいところだが、前走GIの6歳馬は好走例がなく狙いを下げる必要がある。それなら、ハンデ次第で1600万経由のシュペルミエール、ルックトゥワイスといったところに食指を動かしたい。最終的な判断については今週の各予想陣のコラム更新、また土日の予想公開(レース前日の21時頃を予定)を、どうぞお楽しみに。


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