今週の見どころ

2019.02.04 18:00

京都記念[GⅡ]

■12年以降は勝利ナシで1人気の信頼度も暴落

過去にはブエナビスタ、近年でもジェンティルドンナ、ハープスター、マカヒキ、レイデオロといったGI戦線を賑わせた馬たちも出走してきた名物重賞。ただ、これら名前を挙げたキラ星のごとき名馬たちでも、1人気に支持されて勝ったのは10年のブエナビスタのみという傾向。驚くほどに人気馬の信頼度が低いのが特徴だ。

昨年はレイデオロが3着、一昨年はマカヒキが3着と、2年連続でダービー馬が人気を背負って敗戦。ともに乗り替わり、海外帰り、休み明けと事情はあるにしても馬券圏内がやっとという結果は、3連複・3連単派はともかく馬連・馬単派だと心許ない。とはいえ、馬連万馬券は一度もなく、逆に3ケタ配当は1回だけ。ガチガチも少ないが振り切った穴狙いもしづらいのである。

過去10年の馬券圏内でもっとも人気薄だったのは、09年に9人気3着のヴィクトリーだった。それ以外はすべて、6人気以内が1~3着を占めている。唯一の3ケタ配当が同じ09年だったというのもおもしろい。

今年は一昨年に1人気3着と期待通りの走りができなかったマカヒキが出走予定。昨秋からGI戦でも重賞路線でも歳上の馬をことごとく退けている現4歳世代からは、2頭が登録してきた。うち1頭は2歳GI馬タイムフライヤーで、もう1頭は春に重賞を勝ち、古馬重賞への挑戦でも3着、2着と波に乗りつつあるステイフーリッシュ。他の古馬勢もGI路線で揉まれてチカラをつけてきた、なかなかの登録馬が揃っている。人気の順列も読みづらい…そんな好メンバーだ。


■過去10年の人気別成績 着別度数

1番人気  【2.2.2.4/10】
2番人気  【0.1.4.5/10】
3番人気  【3.4.1.2/10】
4番人気  【1.1.2.6/10】
5番人気  【1.2.0.7/10】
6番人気  【3.0.0.7/10】
7番人気以下【0.0.1.54/55】
※一番右はトータルの出走数。

<ワンポイント・メモ>
▼1人気はわずか2勝で馬券圏内率も60%。ただし、12年以降は2着1回、3着2回のみ。
 ※13~16年では3着以内すらなく、牝馬のハープスター、ジェンティルドンナが圏外に。
▼3人気が3勝で、馬券圏内率も80%と、圧倒的な好成績。
 ※15~18年と、現在4年連続で馬券圏内に入っている。
▼6人気も3勝で期待値は高い。
 ※3勝はすべて13年以降の成績。うち2頭は前走がGI戦。いずれも重賞勝ちの実績アリ。


■過去10年の年齢別成績 着別度数

4歳【4.4.3.23/34】
5歳【5.1.6.19/31】
6歳【1.4.1.24/30】
7歳【0.1.0.12/13】
8歳【0.0.0. 5/ 5】
※一番右はトータルの出走数。

<ワンポイント・メモ>
▼5歳馬が5勝で2着1回、3着6回の好成績。勝率、馬券圏内率はトップの成績。
 ※5勝のうち3勝は3人気でのもの。12~17年の5年連続で3着を確保している。
▼4歳馬は4勝で2着4回、3着3回。連対率ではわずかにこちらが上回る。
 ※GI馬4頭の豪華メンバーが揃った昨年は1~3着を独占。1着馬もGI2着経験があった。
▼6歳馬は1勝で、7歳以上だと2着が1回のみと極端に成績が落ちる。
 ※15年以降では6歳馬の馬券圏内はゼロ。


■過去10年の前走クラス 着別度数

1600万下
└【0.0.0. 6/ 6】
オープン特別
└【0.1.0.10/11】
G3
└【2.2.1.17/22】
G2
└【0.1.1.34/36】
G1
└【6.5.7.18/36】
※一番右はトータルの出走数。

<ワンポイント・メモ>
▼前走、GI経由が6勝、2着5回、3着7回で圧倒的。馬券圏内率は50%の好成績。
 ※なかでも前走、有馬記念は4勝で、2ケタ着順からの巻き返しも。
▼前走、GII経由は2着1回、3着1回のみで狙えない。
 ※特に出走頭数はもちろん、好走馬が人気になるケースも多い日経新春杯でも3着1回のみ。
▼前走、GIII経由はGIに続く成績。馬券圏内5頭のうち4頭はハンデ戦からの出走。
 ※このうち1人気は1度のみで、3人気が1勝2着1回と妙味は高い。


冒頭にも述べたように人気の順列がどうか。実績からは16年のダービー馬マカヒキが断然だが、休養明けとなった3走前の札幌記念で復調の兆しを見せたものの、その後は不甲斐ない結果になっている。“強い”4歳世代のステイフーリッシュは古馬挑戦後、3着、2着と好成績。京都芝2200mも春には重賞の京都新聞杯を制しており、舞台は合いそう。

昨秋、アルゼンチン共和国杯で重賞2勝目を挙げたパフォーマプロミスは前走の有馬記念で14着大敗からの参戦。戦績を大きく崩したのはGIだけで、一見すると「ここなら…」とも思えるが、過去10年で2着1回という7歳の年齢がネックになるので評価は一枚落としたい。過剰に人気を集めるようなら、バッサリ切っても妙味か。他では、前走相性の悪いGII経由のダンビュライト、ノーブルマーズあたりも疑ってかかったほうがいいだろう。

そこで、4歳世代のもう1頭タイムフライヤーが浮上してくる。2歳のホープフルS以来、結果を出せていないのだが、3走前の神戸新聞杯は休み明け、2走前の菊花賞は距離というエクスキューズができる。続く古馬重賞へ初挑戦となった前走の中山金杯では5着ながら、同じ4歳で2着のステイフーリッシュとは0秒1差。その中山金杯は56キロの同ハンデから、今回は55キロで1キロもらうことになり、机上の計算では逆転も十分可能だ。

人気が読めない状況ながら、今回の4歳世代もここでは実績が劣るゆえ1人気とはならない可能性もある。それならあえて、“強い”4歳世代を中心に据えるのもアリではないだろうか。ステイフーリッシュの前走の敗戦は外枠も響いたかたち。重賞実績あるコースに替わるのは、大きなプラスだろう。同じく4歳馬のタイムフライヤーも推せる。

パフォーマプロミスは、7歳の年齢に目をつぶれば実績・臨戦過程とも申し分ない。さらに、おさえと言ってはダービー馬に失礼かもしれないがマカヒキも、ここまで相手関係が楽になるなら復権はある。

最終的な判断については今週の各予想陣のコラム更新、また土日の予想公開(レース前日の21時頃を予定)を、どうぞお楽しみに。


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